こちら、何だか分かりますか?
ご存知の方も多いと思いますが、土壌の水素イオン濃度指数、いわゆるPH(ペーハー)を計る「土壌酸度計」です。
日本で降る雨は弱酸性のため、土壌は次第に酸性に傾いていきますが、オリーブの木は、弱アルカリ性の土壌を好みます。
地植えしてから、今年で3年目の春を迎えようとしていますが、これからまた花芽を付ける大事な時期なので、一度、土の状態を調べてみようと思います。
早速、買ってきた酸度計をオリーブの近くの土に挿してみました。
20~30分待つようです。
去年の4月、葉が全体に黄色くなって落ちてしまい、慌ててあれこれと対策を講じた際に、苦土石灰を土に混ぜましたが、PHを計測したわけではありませんでした。
普段から取説は殆ど読まないタイプですが、30分待つ間、土壌酸度計の取説を念のため読んでいたところ、「計るときは、土を握って軽く固まる程度湿った状態...」
何日も雨の降っていない、カラカラに乾燥した土に差してしまった...
( ̄▽ ̄;)
・・・。
水をかけて、やり直し!
さらに30分待つことに。
よし、やっと30分経過。
目盛りを見てみると、
7が中性で、それ以下は酸性、7以上がアルカリ性です。
ん~~微妙ですが、わずかに酸性に傾いているように見えます。
☆シンワ 72730 デジタル土壌酸度計 A−2 大文字結果は殆ど中性でしたが、どちらかと言えば酸性でしたので、とりあえず控え目に苦土石灰を土に混ぜておくことにしました。
苦土石灰は、炭酸カルシウムと炭酸マグネシウムを主成分とする、強いアルカリ性の肥料なので、土に混ぜることで、酸性の土地を中和してくれます。
ちなみに、根を食べてしまう困り者のコガネムシの幼虫は、酸性の土を好むので、アルカリ性に保っておけば一石二鳥ですね。
2月なので、オリーブのための肥料も規定量与えておきます。
去年は全く実が生らなかったので、今年は何とか沢山花を咲かせてほしいものですね~。
( ´∀` )/
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